2013年02月13日

症例 その12

【年齢】26歳
【性別】女性
【病歴】3年6ヶ月
【原因疾患】原因不明の小腸壊死(非閉塞性腸虚血症)
【手術時年齢】?
【切除範囲】空腸を2/3
【残存小腸長】1mと少し
【回盲弁】?

【中心静脈栄養】(+)
【経鼻経管栄養】(−)
【経腸栄養剤の経口摂取】(−)
【食事】絶食

【便性】出にくいときは、固めの便で、通常は水溶便
【排便回数】平均1〜2回で3〜4回出たほうが調子がいい

【対策】
・CVポートから高カロリー輸液(エルネオパ2号1500ml)を24時間持続で投与
・ガスがたまりやすく便も出ない
 →ラキソ60滴、ガスコン、マグラックス、サイトテックを毎日内服
 →浣腸を毎日
 →訪問看護師によるパントールの点滴を週3回

【備考】
・3年6ヶ月前に吐き気・腹痛で始まり、その2ヶ月後には敗血症ショック、多臓器不全(肝臓・腎臓)を起こして原因不明の小腸壊死(非閉塞性腸虚血症)となった
・人工肛門と胃瘻の経験あり
・9回ほど、CVポート感染で埋め替えをしている
・小腸機能障害者4級

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2012年11月20日

症例 その11

【年齢】70歳
【性別】女性
【病歴】0
【原因疾患】壊疽性大腸炎
【手術時年齢】70歳
【切除範囲】結腸のすべて+回腸のほぼすべて+空腸を100cm
【残存小腸長】?
【回盲弁】?

【中心静脈栄養】(−)
【経鼻経管栄養】(−)
【経腸栄養剤の経口摂取】?
【食事】常食(1700kcal)

【便性】軟便化してきている
【排便回数】?(人工肛門のため)

【症例掲載記事・論文と症例掲載ページ】『短腸症候群患者の栄養管理』P44-46
【記事・論文掲載誌】『ヒューマン・ニュートリション』 2巻5号 P40-48
【掲載誌発行年】2010/9

【備考】人工肛門

posted by 高橋(正) at 23:09| Comment(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

症例 その10

【年齢】63歳
【性別】女性
【病歴】3ヶ月
【原因疾患】回腸・横行結腸バイパス術
【手術時年齢】?
【切除範囲】回腸のほとんど
【残存小腸長】約2.8m
【回盲弁】?

【中心静脈栄養】(−)
【経鼻経管栄養】(−)
【経腸栄養剤の経口摂取】(+)
【食事】低脂肪食(脂肪20g・200kcal)

【便性】ほぼ軟便化
【排便回数】?

【症例掲載記事・論文と症例掲載ページ】『短腸症候群患者の栄養管理』P47-48
【記事・論文掲載誌】『ヒューマン・ニュートリション』 2巻5号 P40-48
【掲載誌発行年】2010/9

posted by 高橋(正) at 22:57| Comment(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

症例 その9

【年齢】22歳
【性別】男性
【病歴】22年
【原因疾患】腸回転異常症・中腸軸捻転
【手術時年齢】生後4日目
【切除範囲】幽門輪より約4.5cm肛門側から回盲弁より約1cm口側まで
【残存小腸長】幽門輪から約30cm
【回盲弁】(+)

【中心静脈栄養】(+)
【経鼻経管栄養】(−)
【経腸栄養剤の経口摂取】(+)
【食事】通常の食餌

【便性】軟便から水状便が一日数回あるが、食事の内容によって変化が著しい
【排便回数】同上

【症例掲載記事・論文と症例掲載ページ】『長期HPN管理短腸症候群の1例』P743-747
【記事・論文掲載誌】『日本小児外科学会雑誌』48巻4号 P743-748
【掲載誌発行年】2012/6

【備考】小腸移植待機レシピエント

posted by 高橋(正) at 22:46| Comment(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月06日

症例 その8

【年齢】15歳
【性別】男性
【病歴】11年
【原因疾患】絞扼性イレウス
【手術時年齢】4歳
【切除範囲】?
【残存小腸長】16cm
【回盲弁】(+)

【中心静脈栄養】(−)
【経鼻経管栄養】(+)
【経腸栄養剤の経口摂取】(+)
【食事】普通食を自由摂取

【便性】泥状
【排便回数】1日3〜4回

【症例掲載記事・論文と症例掲載ページ】『腸疾患 短腸症候群』P341
【記事・論文掲載誌】『日本臨床』68巻増刊3号 P340-343
【掲載誌発行年】2010/3

posted by 高橋(正) at 20:14| Comment(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月31日

症例 その7

【年齢】14歳
【性別】男性
【病歴】14年
【原因疾患】先天性空腸閉鎖症(先天性回腸・盲腸・上行結腸欠損)
【手術時年齢】生後1日
【切除範囲】先天性回腸・盲腸・上行結腸欠損
【残存小腸長】150cm
【回盲弁】(−)

【中心静脈栄養】(−)
【経鼻経管栄養】(−)
【経腸栄養剤の経口摂取】?
【食事】常食

【便性】水様泥状便
【排便回数】1日2〜3回

【症例掲載記事・論文と症例掲載ページ】『STEP(serial transverse plasterboard)によって中心静脈栄養から離脱可能となった14歳男児例』P754-758
【記事・論文掲載誌】『日本小児外科学会雑誌』46巻4号 P754-758
【掲載誌発行年】2010/6

ラベル:STEP
posted by 高橋(正) at 22:23| Comment(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月30日

症例 その6

【年齢】7歳2ヶ月
【性別】男性
【病歴】7年2ヶ月
【原因疾患】腸閉鎖及び隊便性腹膜炎、その後肥厚性幽門狭窄症(月齢1)、原因不明の吻合部潰瘍・狭窄(月齢5)
【手術時年齢】日齢1
【切除範囲】回腸のすべてと盲腸
【残存小腸長】空腸70cm
【回盲弁】(−)

【中心静脈栄養】(−)
【経鼻経管栄養】(−)
【経腸栄養剤の経口摂取】?
【食事】普通食

【便性】泥状普通便
【排便回数】日に3〜4回、ややexplosive(爆発的な)に排出されていた

【症例掲載記事・論文と症例掲載ページ】『経静脈栄養離脱後4年でビタミンB12欠乏性巨赤芽球性貧血を発症した短小腸の1例』P857-858
【記事・論文掲載誌】『日本小児外科学会雑誌』46巻5号 P847-861
【掲載誌発行年】2010/8

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2012年10月29日

症例 その5

【年齢】日齢146
【性別】?
【病歴】141日
【原因疾患】腸回転異常症・中腸軸捻転
【手術時年齢】日齢5
【切除範囲】十二指腸10cm後から74cmを切除し、色調の良い回腸を数箇所残して4箇所の吻合を行った
【残存小腸長】30cm
【回盲弁】(+)

【中心静脈栄養】(−)
【経鼻経管栄養】(+)
【経腸栄養剤の経口摂取】?
【食事】?

【便性】?
【排便回数】?

【症例掲載記事・論文と症例掲載ページ】『短腸症候群に陥った児の栄養介入,観察のポイント』P1145-1147
【記事・論文掲載誌】『ネオネイタルケア』23巻11号 P1145-1150
【掲載誌発行年】2010/11

posted by 高橋(正) at 20:05| Comment(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月12日

症例 その4

【年齢】20代
【性別】男
【残存小腸】ほとんどなし
【症歴】4年

【症状】
 ・下痢(ほぼ完全な液体の中に、消化できなかった食べ物が混ざっている。回数は1日6〜7回。食べる量が増えると回数も増える)
 ・体力の低下。貧血になり易く、激しい運動は不可。
 ・少し身体を動かす、また食事の後、吐き気が起こる。
 ・お腹が鳴る
 ・肝臓の数値が高い。いずれは肝移植が必要とのこと。
 ・胆石(2ヶ月前に胆嚢炎を発症、先月胆嚢摘出術を受ける)

【対策】
 ・ブロビアックカテーテルを装着、12時間かけて高カロリー静脈栄養輸液を投与
 (処方内容)
  ・ピーエヌツイン3号(高カロリー輸液)
  ・エレメンミック(ミネラル補給)
  ・ビタジェクト(ビタミン補給)
  →以上、毎日
  ・イントラリポス20%(滋養強壮)
  →週2回
  ・亜鉛、セレン
  →3ヶ月のうち1ヶ月(主治医が処方箋を書くときのみ)
 ・飲薬
  ・ウルソ錠(肝臓の機能低下を防ぐ)

【備考】
 ・4年前、原発性小腸軸捻転症を発症。小腸が540度捻転。原因は不明とのこと。
 ・その約1ヶ月後、小腸の壊死を確認し、小腸を摘出。以降は腹部にストーマ(人工肛門)を形成。
 ・さらにその4ヶ月後、十二指腸と結腸の結合手術を実施。
 ・フルタイムで仕事をしている。
 ・身体障害者障害程度等級1級(小腸機能障害)
 ・体重が50〜51kgと身長(175cm)に対して痩せている

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2010年05月22日

症例 その3

【年齢】20代
【性別】男
【残存小腸】30cm(手術直後は5cm)
【症歴】20年以上(生まれたときに手術をして短腸症候群になる)

【症状】
 ・不摂生な生活、運動不足、暴飲暴食が続くとアシドーシスになる(腸内の異常発酵で血液が酸性になることにより起こる精神症状で、理性が働かずに暴れたり、性的暴言を吐いたり、記憶がなくなったり、とにかく眠くなったり、意識を喪失したりする)
 ・生後1年で脳血管障害で右半身と左足首から下に麻痺があり、点滴の影響かと言われているが原因不明(長距離は歩けないため車イスを使うが、短距離なら自立歩行可能)
 ・薬の影響で肝臓が悪い
 ・麻痺やアシドーシス、合併症によりトラウマがたくさんできて神経症(東宮妃雅子様のような神経症)を発症
 ・IVHが原因で敗血症になることがある

【対策】
 ・アメリカ製IVHを付けて、1103kcal/日を8時間かけて輸液している
 ・まともな生活を取り戻すために障害者雇用施設に通っているが、短腸症候群と神経症が邪魔をしてあまり働けない

【備考】
 ・身体障害者障害程度等級1級(小腸機能障害)
 ・栄養不足で身長は160cm
 ・アシドーシスを理解されずに精神科で不適切な治療を受けたことがある

posted by 高橋(正) at 14:24| Comment(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月04日

症例 その2

【年齢】20代
【性別】男
【残存小腸】1m前後(回腸末端残存、大腸は正常)
【症歴】10数年

【症状】
 ・軽度の腹鳴、ガス
 ・数度の食中毒性急性腸炎
 ・胆石(無症状)
 ・痩せ(BMI 17.5、血液所見等は問題なし)

【対策】
 ・高カロリー栄養食の摂取(400kcal/日)
 ・年数回の採血、超音波検査
 ・内服:マーズレン(腸粘膜活性化)、ウルソ(胆汁循環正常化)、大建中湯(腸閉塞予防)、整腸剤(たまに)

【備考】
 ・便通はほとんど正常
 ・体力等は普通、フルタイムで勤務
 ・高栄養の食事になるように意識、腸閉塞リスクのある食品は口にしない(こんにゃく等)

posted by 高橋(正) at 09:37| Comment(1) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月27日

症例 その1

【年齢】30歳
【性別】男
【残存小腸】1m弱?
【症歴】17年目

【症状】
 ・1日12〜15回程度の下痢(水状〜軟便で、朝方などは普通のこともある)
 ・ガスが増えた(最近はそうでもない?)
 ・お腹の鳴ることが増えた
 ・持続力の低下
 ・(体力、スタミナの)回復力の低下
 ・免疫力の低下(単純疱疹を顔に頻繁に罹患)
 ・しもやけ、乾燥肌、冷え性への体質変化
 ・逆流性食道炎、急性胃炎、急性腸炎の数度の罹患
 ・腸閉塞(痙攣が原因で、日帰りで回復)の再発
 ・血中カリウムの低下(低カリウム血症)

【対策】
 ・エンシュアリキッド1日1缶を経口摂取による栄養補給
 ・消化酵素、整腸剤、消泡剤、H2ブロッカー、制酸剤、ビタミンB群、カリウム剤の内服
 ・2ヶ月に1度くらいの定期的な通院
 ・半年に1度くらいの採血検査
 ・温水便座の使用

【備考】
 ・先天性巨大結腸症で乳児のころに大腸も一部切除している
 ・漏便あり
 ・食事制限などはなし
 ・症状の半分くらいは低カリウム血症で説明できる
 ・体力不足や体調を崩しやすいことを理由に無職を続けている

posted by 高橋(正) at 17:00| Comment(0) | 症例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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