2016年06月18日

腸管不全における微量栄養素欠乏症について

この記事は当会会報12号からの転載です。また、筆者が調べた情報から参考になると判断したものをまとめて作成しましたが、絶対に正しいと保証するものではありません。この記事をどう利用されるかはご自身の判断と責任になります。当会は責任を負えませんので、あらかじめご了承願います。
 
注意が必要な5つの微量栄養素
 短腸症候群を始めとする腸管不全では、たんぱく質、糖質(炭水化物)、脂質(脂肪)だけでなく、ビタミンやミネラルのように、ほんの少しだけ必要な栄養素(微量栄養素)が不足することがあります。中でも特に問題になるのが、亜鉛、セレン、カルニチンの3つで、見落とされやすいのがビオチンとビタミンB1の2つです。この5つの微量栄養素について、欠乏症が起こりやすい条件や起こった際の主な症状などについてまとめると次のようになります。

亜鉛
 口から食べないで、栄養を完全に高カロリー輸液に頼っている場合、クローン病など、栄養が吸収できなくなる腸の病気の場合、頻回の下痢を起こしている場合、腸瘻がある場合、膵液を多く失っている場合に欠乏症が起こりやすいです。ただ、現在は高カロリー輸液に亜鉛が添加され、補充のための微量元素剤も使われているので、高カロリー輸液だけに頼っているからといって必ず起こるというわけではないと思われます。
 欠乏症が起こると、口の周りや会陰部の皮膚炎、脱毛など、皮膚や粘膜の症状が現れたり、傷の治りが悪くなったり、成長障害、味覚や嗅覚の障害、食欲不振などが現れたりします。
 なお、治療は亜鉛の補充によって行いますが、亜鉛だけ補充していると銅が不足する可能性があるので、補充している間は銅の値にも注意が必要です。また、エレンタール(R)、エレンタール(R)P、ラコール(R)のように亜鉛が少ない経腸栄養剤もあるので、これらに頼っている場合も注意が必要です。

セレン
 口から食べないで、栄養を完全に高カロリー輸液に頼っている場合、エレンタール(R)、エレンタール(R)P、エンシュア・リキッド(R)のようにセレンが少ない経腸栄養剤に頼っている場合、低出生体重児(未熟児)、難治性下痢症やクローン病の場合、口から食べていても便の量が多い場合に欠乏症が起こりやすいです。特に、長期間高カロリー輸液だけに頼っている場合は起こりやすく、1ヶ月以上高カロリー輸液や経腸栄養剤に頼る場合は定期的にセレンの測定と補充を行った方が良いようです。
 欠乏症が起こると、爪が白くなったり、変形したりするほか、貧血になったりします。子供の場合は、髪が脱色したように茶色になったり、脱毛したりもします。さらに、重症の場合は、不整脈や頻脈を引き起こす心筋症、足の痛みや立ち上がれないといった症状が現れたりします。
 治療はセレンの補充によって行いますが、現在のところ、すべての病院でできるわけではありません。亜鉛やセレンなどを多く含むサプリメント(ブイ・クレス、テゾン)、経管栄養用食品(アイソカル(R)1.0ジュニア)で補充することもできますが、保険が使えないものもあるので注意が必要です。

カルニチン
 寝たきりで体が小さく、筋肉が少ないと考えられる小児や2歳以下、特に、離乳食期の小児で、長期間高カロリー輸液や経管栄養(エレンタール(R)P、ラコール(R))を行っている場合、特殊ミルクを使っている場合、ピボキシル基を有する抗菌薬(フロモックス、メイアクト、トミロン、オラペネムなど)を長期間使っている場合に欠乏症が起こりやすいです。ただ、現在は高カロリー輸液にカルニチンが添加されているので、高カロリー輸液を長期間行っているからといって必ず起こるというわけではないと思われます。
 欠乏症が起こると、肝臓など様々な臓器に脂肪がたまったり、意識障害やけいれん、低血糖、筋力低下、心筋症や心不全などになったりします。
 治療はカルニチンの補充によって行い、亜鉛、セレン、カルニチンの量が改善されたエネーボ(R)に経腸栄養剤を変更したりもします。ただ、エネーボ(R)だけにすると他の栄養素が多くなりすぎることがあるので、補助的に使うと良いようです。

ビオチン
 総合ビタミン剤を添加していない高カロリー輸液を行っている場合、クローン病など、栄養が吸収できなくなる腸の病気の場合、頻回の下痢を起こしている場合、腸瘻がある場合、膵液を多く失っている場合、ミルクアレルギー用を含む特殊ミルクを長期間使っている場合、抗てんかん薬(プリミドン、カルバマゼピン)を使っている場合、抗生剤を長期間使っている場合、乳酸菌の一種であるラクトバチルス類を使った乳酸菌製剤を長期間大量に使っている場合に欠乏症が起こりやすいです。
 欠乏症が起こると、口の周りや顔面、外陰部の皮膚炎、脱毛、重度になると運動失調や乳酸アシドーシス、けいれん、乳幼児は成長発達障害になったりします。なお、必須脂肪酸や微量栄養素の不足による皮膚症状はどれも似ていて特徴があまりないので、長期間栄養療法を受けている患者に皮膚症状が現れた場合は、感染だけでなく、何かが不足していると考えることが重要です。
 治療はビオチンの補充によって行います。

ビタミンB1(チアミン)
 高カロリー輸液を行っている場合、下痢がひどい場合、糖質にかたよった食事をしている場合、アルコール中毒の場合に欠乏症が起こりやすいです。
 欠乏症が起こると、乳酸アシドーシスになるほか、欠乏が長期間になる場合は、目をうまく動かせなかったり、何かにつかまらないと歩けなかったりといった症状が現れるウェルニッケ(Wernicke)脳症や脚気<かっけ>になったりします。
 治療はビタミンB1の補充によって行います。

(代表理事:高橋(正)記)

【参考】
当会第12回交流会で行われた、筑波大学小児外科の増本幸二先生の講演
「PMDAからの医薬品適正使用のお願い No.8 2012年4月」(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構のホームページ内)※PDF注意
posted by 高橋(正) at 20:28| Comment(0) | 参考情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月09日

第13回交流会を札幌市で開催します

第13回交流会チラシ.jpg

2016年7月24日(日)14時00分に札幌市のJR札幌駅鐘の広場に集合して、周辺の飲食店にて第13回交流会を開催します。

今回は親睦のみの予定で、患者や家族同士で約2時間お話しできればと思っています。また、会場となる飲食店は当日に参加者数や参加者の希望により決定します。事前に店舗名や場所、予算などをお伝えすることはいたしませんので、ご了承ください。ですが、JR札幌駅周辺のお子様や移動が困難な方でも入りやすいお店を選んで、1人あたり3000円未満の予算で済ませたいと思っています。

短腸症候群を中心に、クローン病やヒルシュスプルング病、慢性特発性偽性腸閉塞症(CIIP)、巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症(MMIHS)、腸管神経節細胞僅少症(HG)、小腸機能障害など小腸が短かったり、機能していない方がほかの患者や家族と直接会って話をしたりする機会はなかなかありません。ほかの患者や家族と直接会ってみたい方、特に、ほかの患者や家族の話を聞いてみたい方はぜひこのチャンスを活用してください。

なお、開催1ヶ月前の6月24日(金)までに事前申込をされた当会会員限定で、上限1万円の交通費の補助を行います。事前申込を希望される方は上記チラシのお問い合わせにある住所かメールアドレスまでお申し込みください。当会への入会申込と交流会への事前申込を同時に行うことも可能です。

1人でも多くの方の参加を心からお待ちしています。

(代表理事:高橋(正)記)

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「第5回交流会を福岡市で開催します」
「第4回交流会を札幌市で開催します」
「第3回交流会を東北大病院で開催します」
「第2回交流会を東京で行います」
「第1回交流会が無事終わりました」
「第1回集会を水戸で開きます」
「来年からイベントを年数回行います」
ラベル:イベント 交流会
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2016年06月07日

会報12号(7月号)を発行しました

会報12号用サムネイル.jpg

会報「泉<いずみ>」12号(7月号)を発行しました。

画像をクリックするとameroadというサービスのサイトに移動するので、そこから無料でダウンロードできます。

12号は雑誌形式でA4判28ページのPDFファイルで、主な記事は次のとおりです。

 ・第12回交流会を開催しました(特集)
 ・アンケートを行いました(特集)
 ・腸管不全における微量栄養素欠乏症について(特集)
 ・誌上交流会「患者と家族の息抜き」(特集)
 ・先輩教えて!「一番大変だったことを教えて! その1」(連載第4回)
 ・短腸症候群などを専門的に診られる病院・診療科の一覧
 ・会員紹介
 ・誌上アンケート
 ・各種募集

今回は第12回交流会にてご講演いただいた「腸管不全における微量栄養素欠乏症について」を詳しく紹介できたと思いますし、誌上交流会でも患者や家族の方々の声をたっぷりお届けできたと思います。ぜひ最後まで読んでみてください。

会報は当会の存在や活動を知ってもらうためのものでもありますから、会報の一部だけを抜き出したり、内容を書き換えるなどの改変をしたりしない限り、コピーや配布は自由です。印刷したものが必要であれば、こちらから送ります。

どうぞ気軽にダウンロードして読んでみてください。

(代表理事:高橋(正)記)

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「会報8月号(7号)を発行しました」
「会報6月号(6号)を発行しました」
「会報4月号(5号)を発行しました」
「会報2月号(4号)を発行しました」
「会報12月号(3号)を発行しました」
「会報8月号(2号)を発行しました!」
「会報創刊号を発行しました」
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2016年04月27日

腸管不全合併肝障害

この記事は当会会報11号からの転載です。また、筆者が調べた情報から参考になると判断したものをまとめて作成しましたが、絶対に正しいと保証するものではありません。この記事をどう利用されるかはご自身の判断と責任になります。当会は責任を負えませんので、あらかじめご了承願います。
 ※この記事は2013/8/20に書いた記事を差し替えています。

腸管不全合併肝障害は胆汁うっ滞型とNASH 型の2つに大きく分けられます。それぞれの仕組みについてはあとで説明しますが、胆汁うっ滞型は新生児や乳児に多く、NASH型は幼児から成人に多いそうです。

胆汁うっ滞型はその名のとおり、食べることで放出される胆汁が長期間の絶食状態によってたまってしまい、胆汁に含まれる悪玉の胆汁酸が肝臓に悪さをすることで起こります。また、長期間の絶食状態によって小腸の絨毛や粘膜が萎縮したり、腸内細菌叢のバランスが崩れたり、bacterialtranslocationが起こったりすることも胆汁がたまってしまう原因になるそうです。

NASH型は高カロリー輸液に糖が多く含まれていることが原因になります。カロリーを確保するために必要なこの糖は血糖値にすると非常に高い値になってそのままでは有害なため、体内に入るとすぐインスリンの働きによって正常な値まで減らされます。具体的には、すぐ使う分以外の糖を血液から筋肉にある脂肪細胞や肝臓の細胞に移すことで減らすのですが、乳幼児ややせている成人のように筋肉が少ないと、肝臓でより多くの糖を受け入れなければならなくなって、脂肪肝になったり、さらに進んで肝臓の線維化や炎症も起こるNASHになったりします。
 
これらの仕組みのため、胆汁が放出されるように経口摂取や経腸栄養で胃腸を使うこと、脂肪細胞や肝臓の細胞に受け入れた糖を使って減らせるように高カロリー輸液をロックすることが腸管不全合併肝障害を予防、軽減するために重要となります。なお、胃腸を使うことはGattex(R)の基となったGLP-2が出て小腸がより栄養を吸収できるようにうながすことにもなりますし、高カロリー輸液のロックはカテーテル感染が起きにくくすることにもなります。

また、肝硬変など症状が重くなってからでは効果のないことがありますが、胆汁の放出をうながし、脂肪肝になりにくく、炎症を抑える効果が期待されている脂肪製剤Omegaven(R)を保険で使えるようにする取り組みも行われています。
 
そして、運動をして糖を受け入れる筋肉を増やしたり、マトンや豚肉に多く含まれ、脂肪を減らす効果のあるL- カルチニンを摂って脂肪を減らしたりすることも予防や軽減に役立ちます。

(代表理事:高橋(正)記)

【参考】
当会第11回交流会で行われた、近畿大学医学部奈良病院小児科 虫明聡太郎先生の講演・他

【関連記事】
「会報11号(5月号)を発行しました」
「第11回交流会を開催しました」
「Gattex(R)」
「Omegaven(R)」
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2016年04月26日

セルフマネジメントプログラムワークショップ

※この記事はNPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会からの要請に基づき、当会が作成しました

短腸症候群など、病気と長く付き合っていかなければならないのに、周りに同じ病気の人や詳しい専門家がいない、周りの人に病気について正しく理解してもらえていないなど、不安や心配が多い病気の場合、自分らしく前向きに過ごすというのはなかなか難しいです。

NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会
は、このような病気の人や家族を対象に、病気があっても自分らしく過ごせるように自己管理に関するワークショップ(勉強会)を全国各地で開催しているそうです。

今回は同協会より5月から東京で開催されるワークショップをご紹介いただきましたので、少しでも参考になればと思い、紹介させていただきます。

病気とともに自分らしく生きるための自己管理プログラム
「慢性疾患セルフマネジメントプログラム」ワークショップ 

会場:東京山手メディカルセンター (東京都新宿区百人町3-22-1)
日時:2016年5月22日、29日、6月5日、12日、19日、26日
毎週土曜日 13:30〜16:00
受講料:3,000円(全6回)
申込締切日:2016年5月12日(木)
お申込み:http://www.j-cdsm.org/info/workshop/522-1.html
(代表理事:高橋(正)記)
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2016年03月26日

会報11号(5月号)を発行しました

会報11号用サムネイル.jpg

会報「泉<いずみ>」11号(5月号)を発行しました。

画像をクリックするとameroadというサービスのサイトに移動するので、そこから無料でダウンロードできます。

11号は雑誌形式でA4判28ページのPDFファイルで、主な記事は次のとおりです。

 ・第11回交流会を開催しました(特集)
 ・腸管不全合併肝障害について(特集)
 ・誌上交流会「患者と家族」(特集)
 ・先輩教えて!「患者と家族の間で気を付けることを教えて!」(連載第3回)
 ・短腸症候群などを専門的に診られる病院・診療科の一覧
 ・私のレシピ
 ・会員紹介
 ・入会申込書
 ・誌上アンケート
 ・各種募集

今回も連載記事3本の掲載を見合わせましたが、第11回交流会で聞くことができた参考になる情報や短腸症候群などを専門的に診てくれる病院・診療科の情報をお届けできました。患者や家族の声も積極的に掲載していきますので、ぜひ投稿や情報提供をお願いいたします。

会報は当会の存在や活動を知ってもらうためのものでもありますから、会報の一部だけを抜き出したり、内容を書き換えるなどの改変をしたりしない限り、コピーや配布は自由です。印刷したものが必要であれば、こちらから送ります。

どうぞ気軽にダウンロードして読んでみてください。

(代表理事:高橋(正)記)

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「会報2月号(4号)を発行しました」
「会報12月号(3号)を発行しました」
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「会報創刊号を発行しました」
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2016年03月22日

短腸症候群などを専門的に診られる病院・診療科の一覧

※2016年3月10日現在

「【医療関係者の皆様】短腸症候群などを専門的に診られる病院・診療科の一覧作成にご協力ください」にご応募くださった病院・診療科をまとめました。掲載順は地方ごとに五十音順で、掲載内容はできるだけご応募くださった内容のまま掲載しています。

北海道
札幌東徳洲会病院 IBDセンター
 住所 北海道札幌市東区北33条東14丁目3-1
 対象疾患名 炎症性腸疾患(クローン病・潰瘍性大腸炎)
 診療日・受付時間 月〜木 7:00〜15:30 金 7:00〜19:00(15:30〜16:00は受付休止) 土 7:00〜11:30 日祝休診
 紹介状や予約の有無 あることが望ましい
 入院受入の可否
 成人になってからの患者の対応の可否 基本的に成人が対象(小児患者は事前にご相談ください)
 特記事項 外科手術の対応も行っております

北海道大学病院 消化器外科T小児外科グループ
 住所 北海道札幌市北区北14条西5丁目
 対象疾患名 小児外科一般(短腸症候群を含む)
 診療日・受付時間 月・金 9:30〜11:30
 紹介状や予約の有無 必要
 入院受入の可否 可(状況による)
 成人になってからの患者の対応の可否 可(成人外科が対応するか小児外科として対応するかは状況次第)
 特記事項 なし

関東
埼玉医科大学病院 小児外科
 住所 埼玉県入間郡下呂山町下呂本郷38
 対象疾患名 短小腸、ヒルシュスプルング病、ヒルシュスプルング病類縁疾患、炎症性腸疾患
 診療日・受付時間 火、木、金(予約のみ月、水、土)8:30〜11:00
 紹介状や予約の有無 必須ではないがあることが望ましい。予約優先。
 入院受入の可否
 成人になってからの患者の対応の可否
 特記事項 消化器内視鏡を得意としています。

筑波大学附属病院 在宅栄養外来(小児外来内)
 住所 茨城県つくば市天王台1-1-1
 対象疾患名 短腸症候群を含む、腸管不全全般
 診療日・受付時間 毎週水曜11:00〜15:00(受付は10:30から)
 紹介状や予約の有無 紹介状があった方がスムースに予約などがとれます。セカンドオピニオンでも構いません。予約する前に一度、電話などでご連絡ください(TEL029-853-3900小児外来)。
 入院受入の可否 小児の場合、入院可能です。成人では状態によって変わりますので、その都度ご相談ください。
 成人になってからの患者の対応の可否 小児期から継続している患者様、成人になって発症した患者様ともに診察は可能です。
 特記事項 小児でも成人でも診察可能ですが、診察に加え治療が必要な場合、それまでの経緯や現在の治療状況を知ることが重要ですので、紹介状があった方がよいと思われます。

近畿
大阪大学医学部附属病院 小児外科
 住所 大阪府吹田市山田丘2-15
 対象疾患名 小児外科全般
 診療日・受付時間 初診受付は月〜金 8:30〜11:00
 紹介状や予約の有無 他院からの紹介状や他院で検査されたフィルムがありましたら、ご持参ください。
 入院受入の可否
 成人になってからの患者の対応の可否 疾患によりますので、ご相談ください。
 特記事項 小児の肝臓移植、小腸移植を実施しています。低侵襲手術、日帰り手術も行っています。詳しくはHPをご覧下さい。

三重大学医学部附属病院 消化管・小児外科
 住所 三重県津市江戸橋2-174
 対象疾患名 短腸症候群(新生児・小児外科疾患術後、小児・成人クローン病術後、など)
 診療日・受付時間 小児外科(月、火、木)成人外科(月、水、金)初診予約9〜11時(詳しくは本院HPをご覧ください)
 紹介状や予約の有無 必要(紹介状が無いと選定療養費がかかります。詳しくは本院HPをご覧ください)
 入院受入の可否
 成人になってからの患者の対応の可否
 特記事項 新生児からの高齢者までの消化器疾患を専門にする診療科で、小児外科、炎症性腸疾患外科(クローン病、潰瘍性大腸炎)、上部・下部消化管外科の疾患を治療しております。

九州
九州大学病院 小児外科・成育外科・小腸移植外科
 住所 福岡県福岡市東区馬出3-1-1
 対象疾患名 短腸症、腸管運動機能不全を来す疾患(ヒルシュスプルング病類縁疾患など)、吸収不良症候群など
 診療日・受付時間 外来初診日は月、水、金 24時間対応可
 紹介状や予約の有無 必要
 入院受入の可否
 成人になってからの患者の対応の可否
 特記事項 小腸リハビリテーションにも積極的に取り組んでいると同時に脳死小腸移植認定施設、日本小腸移植研究会事務局として移植適応評価なども行っているである。

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2016年02月11日

会報10号(3月号)を発行しました

会報10号用サムネイル.jpg

会報「泉<いずみ>」10号(3月号)を発行しました。

画像をクリックするとameroadというサービスのサイトに移動するので、そこから無料でダウンロードできます。

10号は雑誌形式でA4判32ページのPDFファイルで、主な記事は次のとおりです。

 ・第10回交流会を開催しました(特集)
 ・アンケートを行いました(特集)
 ・短腸症候群に対する再生医療の研究(特集)
 ・誌上交流会「患者と仕事」(特集)
 ・先輩教えて!「病気と仕事を両立させる方法を教えて!」(連載第2回)
 ・短腸症候群などを専門的に診られる病院・診療科の一覧作成にご協力ください
 ・短腸症候群などを専門的に診られる病院・診療科の一覧
 ・入会申込書
 ・誌上アンケート
 ・各種募集

特集のページが多くなったため、連載記事3本の掲載を見合わせましたが、短腸症候群などを専門的に診てくれる病院・診療科の情報をお届けできましたし、患者の声も多数紹介できたと思います。今後も積極的に掲載していきますので、ぜひ投稿や情報提供をお願いいたします。

会報は当会の存在や活動を知ってもらうためのものでもありますから、会報の一部だけを抜き出したり、内容を書き換えるなどの改変をしたりしない限り、コピーや配布は自由です。印刷したものが必要であれば、こちらから送ります。

どうぞ気軽にダウンロードして読んでみてください。

(代表理事:高橋(正)記)

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2016年02月04日

第12回交流会を東京・八重洲で開催します

第12回交流会チラシサンプル(小).jpg

2016年3月13日(日)の14時00分※1から、東京・八重洲の東京八重洲ホール201会議室にて第12回交流会を開催します。

今回は筑波大学小児外科において高カロリー輸液や経腸栄養など栄養療法がご専門の増本幸二先生に腸管不全における微量栄養素欠乏症についてご講演いただくほか、増本先生も交えての座談※2、交流会終了後に別会場にて希望者による親睦会を予定しています※3

短腸症候群を中心にクローン病やヒルシュスプルング病、慢性特発性偽性腸閉塞症(CIIP)、巨大膀胱短小結腸腸管蠕動不全症(MMIHS)、腸管神経節細胞僅少症(HG)、小腸機能障害など小腸が短かったり、機能していない方がほかの患者や家族と直接会って話をしたりする機会はなかなかありません。ほかの患者や家族と直接会ってみたい方、特に、ほかの患者や家族の話を聞いてみたい方はぜひこのチャンスを活用してください。

なお、1週間前までに事前申込をされた方には名札と交流会で使用する資料を用意しておきますので、スムーズな受付ができます。また、来場者多数となった場合には優先して参加することもできます。事前申込を希望される方は上記チラシのお問い合わせにある住所かメールアドレスまでお申し込みください※4

1人でも多くの方の参加を心からお待ちしています。

(代表理事:高橋(正)記)

※1:受付は13時30分開始
※2:参加できない方を対象に、参加者への質問を受け付けます。受け付けた質問は座談の中で当会スタッフが代わりに質問して答えを聞き、メールか郵便にてお伝えしますが、寄せられた質問が多数の場合はお断りする場合もありますので、あらか今回もじめご了承ください。希望される方は1週間前までに上記チラシのお問い合わせにある住所かメールアドレスまでお申し込みください
※3:親睦会の会場は当日に参加者の顔ぶれなどで最終決定しますので、事前に会場名や会場の場所、予算などをお伝えすることはいたしません。ですが、会場周辺にある飲食店からお子様や移動が困難な方でも参加しやすいところを選んで会場とし、1人あたり1000〜3000円の予算で予定しています
※4:事前申込をされた当会会員限定で、上限付きの交通費の補助を行います。希望される会員は開催1ヶ月前の2月13日(土)までに上記チラシのお問い合わせにある住所かメールアドレスまでお申し込みください

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「第3回交流会を東北大病院で開催します」
「第2回交流会を東京で行います」
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2016年01月21日

セルフマネジメントプログラムワークショップ

※この記事はNPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会からの要請に基づき、当会が作成しました

短腸症候群など、病気と長く付き合っていかなければならないのに、周りに同じ病気の人や詳しい専門家がいない、周りの人に病気について正しく理解してもらえていないなど、不安や心配が多い病気の場合、自分らしく前向きに過ごすというのはなかなか難しいです。

NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会
は、このような病気の人や家族を対象に、病気があっても自分らしく過ごせるように自己管理に関するワークショップ(勉強会)を全国各地で開催しているそうです。

今回は同協会より2月から京都で開催されるワークショップをご紹介いただきましたので、少しでも参考になればと思い、紹介させていただきます。

病気とともに自分らしく生きるための自己管理プログラム
「慢性疾患セルフマネジメントプログラム」ワークショップ 

会場:京都第一赤十字病院 (京都府京都市東山区本町15−749)
日時:2016年2月20日、27日、3月5日、12日、19日、26日
毎週土曜日 13:30〜16:00
受講料:3,000円(全6回)
申込締切日:2016年2月9日(火)
お申込み:http://www.j-cdsm.org/info/workshop/2016220.html
(代表理事:高橋(正)記)
posted by 高橋(正) at 22:54| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする